ユーグレナが人気の理由

ユーグレナが人気の理由

みなさんは、ミドリムシと呼ばれている生物を知っていますか?
たぶん、どなたも小学校時代、理科の授業で習ったことがあると思います。

 

細長い、緑色をしたあの微生物がミドリムシです。

 

写真を見れば、どなたでも思い出すでしょうね。

 

このミドリムシ、1950年代に、科学者カルビンと言う方が光合成のメカニズムを研究、発表しました。

 

アメリカの科学者である彼は、この研究でノーベル化学賞を獲得しています。

 

そして、その後、1970年代に、NASAが宇宙開発事業の一環として、ミドリムシについて研究を開始しました。

 

栄養価が高いことはわかっていましたが、これを大量培養するのは、かなり至難の業だとされてきました。

 

そんな中、近年、東京大学がこのミドリムシの研究に成功しました。

 

そして、石垣島で大量培養を実現しています。

 

それがカプセルになり、サプリメントとして、すでに販売されています。

 

さて、このミドリムシ、学術名で言うと、ユーグレナです。

 

ミドリムシと言うより、ユーグレナと言ったほうが、おわかりになる方が多いと思います。

 

健康ブームで、ユーグレナはとても人気が高いサプリですからね。

 

ユーグレナは栄養価がとても高い生物であり、体の60パーセントが天然栄養素と言われています。

 

そして、40パーセントがβグルカンで構成されているのです。

 

この点から栄養価が高いうえに、ダイエットにも良い食品として重宝されています。

 

この、ユーグレナは鞭を持っていて、それを使って、自由に動き回ることができます。
これは、まさしく動物的な性質ですよね。

 

基本的に植物は自分で動くことは出来ませんから。

 

そして、動くことが出来る動物的な要素を持ちながら、併せて、葉緑体を持っています。

 

これによって、ユーグレナは日光と二酸化炭素を使い、光合成もします。

 

これは、まさしく植物ですよね。

 

と言うことは、この両方の性質を持っているユーグレナは動物でもあり、植物でもあるということになります。

 

生物学上、このどちらに属するか、分類を困難としているユーグレナですが、これが私たち、人間の体にとって、とてもよい効果を与えてくれるものなのです。

 

動物、植物の両方の性質を持っているユーグレナは、細胞に特徴があります。

 

普通、動物の細胞は、細胞膜によって、覆われています。

 

そして、植物の細胞は、細胞膜があり、そのまわりを更に細胞壁で覆われています。

 

この植物の細胞壁ですが、人間が植物を食べて、その栄養分を摂取しようとすると、細胞壁が邪魔になって上手く吸収できません。

 

ですから、唾液を混ぜながら植物を噛み砕いて、植物の細胞壁を分解しなければなりません。

 

ここで問題になることは、人間の唾液には、細胞壁を分解する酵素がないことです。

 

植物を噛んで、吸収できる栄養分は40パーセントくらいだと言われています。

 

さて、ここでユーグレナが優れていることがわかります。

 

ユーグレナは、細胞壁がないのです。

 

他の植物よりもずっと栄養価が高いことに加え、栄養分の吸収を妨げる細胞壁がないのです。

 

ですから、摂取すれば、人間の体に効率よく吸収されてくれます。

 

これがユーグレナの人気の秘訣なのですね。