ユーグレナ藻とは

ユーグレナ藻とは

みなさんは、今、話題のユーグレナってご存知でしょうか?
正式には、ユーグレナ藻と言う名称です。

 

これは、「ユーグレナそう」と読みます。

 

現在ではいろいろな食品にも研究されているようで、健康食品としても注目されています
また、ダイエット食品としても、ユーグレナを使用したものが注目されているようです。

 

ユーグレナ、これを簡単に言えば、動く藻と言ったところでしょう。

 

鞭毛虫の一群です。

 

有名なところでミドリムシと言うものがありますよね。

 

みなさんも、ミドリムシなら、ご存知かもしれませんね。

 

子供のころは理科でも習いました。

 

あれと同じで、ユーグレナは単細胞真核藻類のグループです。

 

ユーグレナは、40属で1000種が存在していて、分類上、「ユーグレナ植物門」を形成しています。

 

栄養条件が良い淡水に分布していますから、その辺の水溜りや水田などで発見できます。

 

たまに、栄養分が豊富な水槽でも、ユーグレナ藻が発生し増殖します。

 

この場合、水を入れ替えたり、日光を当てないようにしたりすると増殖が抑えられるでしょう。

 

水槽では増えると困るもので、しばし問題になるようです。

 

さて、ユーグレナの同じ仲間でも、海域に生きているものもあり、共生性の種もいるそうです。

 

そして、ほとんどのユーグレナ藻は体内に葉緑体を持っています。

 

葉緑体によって、自分で光合成を行い、栄養を作り出すことが出来ます。

 

葉緑体を持っているユーグレナは、体の色が鮮やかな緑です。

 

 

それほど、いろいろな要素を持つユーグレナ藻は、今後も研究の余地がまだまだあるということなのでしょう。

 

ユーグレナ藻の細胞ですが、たんぱく質性の条線構造を持っていて、表面に「ペリクル」と呼ばれています。

 

「ペリクル」はユーグレナ藻の特徴です。

 

その微細構造で、内部の分類基準をするようです。

 

「ペリクル」の形状は、長くて柔軟であり、その配置は屋根瓦のようです。

 

「ペリクル」は細胞膜の下にあり、隣り合う同士は微小管で繋がっています。

 

細胞の前端と後端では、固定されているものの、それ以外では、ペリクルが、お互いの位置をずらす運動が出来るようです。

 

こうして、ペリクルが方向を変えたり、滑ったりする運動によって、ユーグレナ藻の細胞は、少々の変形が出来るのです。

 

ユーグレナの中でも、一番、柔軟なタイプですと、細胞の形が棒状になったり、球形になったりします。

 

また、ねじれるようなユーグレナ運動をして、這って移動します。

 

なかには、ユーグレナ運動が不可能な種類もありまして、「ペリクル」が硬い種は、鞭毛によって遊泳をします。

 

ほどんどのユーグレナ藻は二本の鞭毛を持っています。

 

ユーグレナと行くとこの鞭毛を想像する人も多いようですが、それが特徴となっています。

 

鞭毛には、もっと細かい小毛が備わっていて、片羽型に生えています。

 

鞭毛上に一列に並んで小毛が生えているように見えますが、もっと拡大してみると、もっと細かい毛が全体に生えています。
毛と呼ばれているものですが、良く見ると細い非管状小毛です。

 

鞭毛には、他にも「パラキシアルロッド」と言う構造が付いています。

 

それから、鞭毛基部には感光部があり、走光性がある種類では、「光受容」も行われているそうです。

 

ユーグレナには、赤い顆粒が見られ、「眼点」と言う名称になっていますが、ここが実際に目ではありません。

 

ですから、ユーグレナは眼点で光を感じるわけではありません。

 

感光点は感光部の役割になっていて、一方、真っ赤な眼点は、特定した方向からの光線が進入することを遮断し、感光点が光を認識することに方向性を持たせる役割です。

 

眼点の赤い色素は、「カロテノイド」です。

 

「カロテノイド」が脂質に溶け、顆粒になって赤い色をしていると言われています。

 

感光部においては、蛍光物質が存在していて、1990年代までは、ここがユーグレナの光受容色素だと思われていました。

 

このことは、2002年に覆されています。

 

ユーグレナの細胞核は、真核で普通ですが、間期にも染色体が凝集しています。

 

このことで、細胞分裂が核膜残存型となります。

 

これがユーグレナの分裂で特徴と言えるでしょう。

 

ユーグレナの中には食作用を持つ種もいます。

 

ユーグレナの餌は、小さな鞭毛虫や、バクテリアです。

 

これをユーグレナの細胞前部にある捕食装置なるもので捕食し栄養とします。

 

捕食性のユーグレナ藻のほとんどは、二本鞭毛で、鞭毛の一本を前へ伸ばしながら、一本を地面などに密着させて、体を引きずるようにして移動します。